ほんいき、ほんわら

先日悪性腫瘍が見つかって、その翌日緊急手術しました。
手術日の夕方、病院から電話がかかってきて結果報告。
わさびさん、余命数カ月の宣告となりました。

腫瘍が拳サイズまで大きくなって、
癒着も進んで、太い重要な血管を巻き込んでの腫瘍の成長、
無理やりはがすと術中死の可能性があるため切除は難しく、
結果、処置できず手術終了。

鼻が真っ白で貧血気味だったわさびさんですが、
手術日はしらすの輸血により鼻のピンクが回復し
にゃーにゃー元気に鳴いていました。

わさびは推定六歳程度、まだシニア期ではない癌の発生は珍しく、
もともと栄養をたっぷりもってたことで腫瘍の進行も早く、
腫瘍部が腹部だったのですがお腹触られるのが嫌いな子なので
（触ると猫パンチされる）
お腹はまったく触らずに過ごしてきたこと、
メタボでお腹ぽっこりだったのですが、
腫瘍が大きくなったぽっこりと酷似していて
いつものメタボぽっこりと見間違えてしまったこと、
栄養がもともとたっぷりあったので進行しても元気な状態を維持できて、
少し元気がないな、と気づいて末期の状態であったこと、
（今回はお水の飲み方とトイレの量の異常で気づいて病院へ）
年齢も若いのでまさか夢にも思わない状況で
お医者さんも「これは日常で見つけるのは難しかった」と。

もともと痩せていたら大きくなる腫瘍に気づけたんだろうか、
健康診断をしていたら早期発見ができたんだろうか、
わさびはもともと元気いっぱい走り回るタイプじゃないから、
もっと注意深く見ていたらよかったんじゃないだろうか、

思うことはたくさんあるのですけども、
余命宣告を受けた今、
わさびさんが少しでも苦痛がないように、
わさびさんと少しでもいっしょにいられるように、
まずはお薬で痛みや苦しさを軽減してあげつつ
できることならゆっくり眠るようなさいごにしてあげたい。

腫瘍はどこに転移するかがわからないので、
なるべく頻繁に様子を観察していこうと思います。

手術お疲れ様のわさびさん。
今はおうちに。賑やかな猫どもに囲まれております。

画像は1/14 2:00台のわさびさん
洗面台の猫トイレ付近がお気に入り。
手を差し出すとすりすり。かわゆいやつめ。大好きであります。

明日もわさびが穏やかな日でありますように。