ほんいき、ほんわら

ずっとお散歩さぼって、ちゃんと行かないとなとやっと腰を持ち上げた今日

いつもは二匹で歩いてた道

お散歩が大好きなイヴはハイテンションで表に出たわけだけど、
同じ道、曲がり角が来る度に後ろを振り替えって、
誰もいない道をずっと見つめて動かない

こんなこと、ゼロと歩いてたときは一回もなかったわけで

いつもゼロと歩いてたから
遅れてゼロが来るって思って待っているようで
ゼロもお散歩が好きな子だったので
小分けにした小さなゼロの分身をもっていったんだけど

ゼロはここにいるよって
おうちでもまってるよって
イヴにわかるわけがなくて、
曲がる度に振り返っては写真みたいな寂しげなかおでずっと見つめてて、

家に帰るマンションのエレベーターも
閉まっても振り替えって待ってるイヴ

ゼロがいつも一緒にいたんだから
ゼロがきっと外にいると思って、
それであんなに嬉しそうにしてたのかもしれないと思うと

いい年した女がまだ人も多い往来で
号泣しながら帰るって言う

一匹でいくお散歩が
あの日と同じくらい堪えて辛くてたまらなかった

二匹をつれたお散歩ってほんとに大変だったけど、
一匹のお散歩はこんなに味気ないものなのかと思って、
イヴが自分で動くまで待ってみたものの
つんつんしてもまったく動かないから
いつまでも号泣晒してるって言うわたし

これからも散歩はいかなきゃいけないし
ゼロの小さな分身は毎回持っていくけど
この悲しそうなイヴに何をしてあげたらいいのか
今日、改めて最悪な自分とご対面

わたしたちが待っているんじゃなくて、
ゼロが待っててくれてるんだよって、
きっと待っててくれてるよね、ぜろこちゃん。

きっと会いに行くからねと、強く誓った2016.1.21。
(1.9にも誓ってるため再決意の今日。)

とりあえず後厄の野郎には殺意しか沸いてこない
実体があったらかならず首を絞めてやろうと思う

ぜろこ愛してる！！！